明日から使える超初心者向け営業術!1日目
トップ営業マンから個人事業主へとジョブチェンジしたシュウちゃんが、営業初心者の為のブログを書いてみた。
っということで少しでもタメになる記事を何回かに分けて書いてみたいと思います。
まず営業の仕事って恐らくマニュアルなんて無い会社が多いんじゃないでしょうか?
少なくとも自分は到底マニュアルと呼べるようなモノがある会社で働いたことはありません。
まぁ、考えてみたら十人十色どころか今のご時世、千人千色、万人万色でも足りないほどいろんな人がいるんで一つのマニュアルで完結させようって方が無理な話だと思うんですよね…。
なので大体どこも「ベテランの技を盗め!」とか、「習うより慣れろ!」とか精神論というか標語のようなフワッとした事を言われてるんじゃないでしょうか?
今回の話では、そんなフワッとした精神論ではなくもう少し具体的な考え方について書いていきたいと思います。
前置きが長くなりましたが、これから営業マンとして活躍したい方や、なかなか営業マンとして芽が出ない方は是非最後まで読んでみてください。
1,お客様は神様ではない。
今時「お客様は神様です。」なんて言ってる会社あるんですかね…?(^^;
まぁ、言うまでもありませんが、お客様は"神様"ではありません。お客様が神様ってまさに「どんな奇跡体験を!」って話ですよ。(^_^;)
"お客様は人間"です。貴方と同じホモサピエンスです。
営業をはじめて間もない方はもしかしてお客様を神様のように近より難い何かだと勘違いしてませんか?大丈夫、貴方の目の前にいるのは只の人です。忘れないでください。
最初になぜこんなことを言うかというと、お客様が自分より上だと考えた時点で既に対等に交渉はできなくなります。必ず気持ちは常に同等でいてください。
「そんなことわかってるよ!!」「バカにスンナ!!」って声も聞こえてきそうですが、意外とお客様のペースに呑まれてそのままズルズル着地点の見えない押し問答をやっている新人さんや売れない営業マンは多い気がします。
自分の私生活で、訪問販売の営業マンから営業されることもよくあるんですが、どうしても決め手の一打が出てこない。踏ん切り付けさせようという気迫がない。どこかで一歩引いて下手に出てるんですよね。でも下手に出るってことは下手(ヘタ)に出るってことだと思うんですよね。本当に商品を売りたかったらたとえ相手が大企業の社長だろうが総理大臣だろうが対等に話すメンタルは必要不可欠です。
仮に「社長」という肩書きは大きく見えるかもしれませんが、自分の会社の社長でもなければその人に貴方をどうにかする力はありません。無礼な対応を取っているなら別ですが・・・。相手の会社が社会貢献度の高い会社であればあるほど、私生活では貴方がお客様になる可能性のほうが高い相手です。何一つ下手に出る理由なんてありません。
むしろ相手の顔色ばかり伺って聞きたいことも聞き出せず、伝えたいことも伝えられず
に最後はうやむやのまま会社に帰るほうが何倍も不幸です。
なぜなら会社にいる相手は商談相手より貴方に対する生殺与奪権を持っている可能性が高いからです。
会社にしがみついて生きていくしか選択肢がないのであれば、是が非でも主導権を取って貴方が優位な立場に立ってしっかり聞きたいことを聞き、相手に全てをぶつけてください!「一件入魂」です!←四文字熟語の詳細な意味はまた後日話します。
2,営業マンは役者です。
「営業とは何か。」と聞かれて、一言で答えるなら"役者"です。貴方は貴方自身の描いたストーリーをハッピーエンドに導く演者です。営業マンは演じてなんぼ。時にはおどけた三枚目を演じ、時にはシリアスな2枚目を演じる。また時には情熱的な松岡修造のようなキャラも必要になるかもしれません。お客様を自分のストーリーに引きずり込む為に沢山の自分を演じ分けてください。全てのお客様を引き付ける役者になることができたら、貴方は既に営業マンとして安泰であると言えます。いろんなキャラクターを作り出してください。
営業とは、商品を売る仕事ではなく自分を売って商品を買ってもらうものです。
自分を売ることができたら商材が何であろうとやることに大差はありません。
なぜならお客様は貴方のファンになっているからです。
貴方が誰かのファンならその人勧めるものなら何でも買いたいと思うのではないでしょうか。それと一緒です。
しかし芸能人と違うのは貴方は事務所の後押しなどなく一人で多くのファンを作る必要があるという事です。だからこそどんな相手にも合わせられるカメレオンのようなキャラクターが必要になるのです。
今日は、ここまでです。
明日からまずお客様と対等な目線で、同じ舞台に立つことから始めてみてください。だからと言ってタメ口で友達と話すように話せと言っているわけではありません…。(^_^;)
それは相手から「下に見られている」と誤解される最大の愚行です。お気をつけください。